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カテゴリー :経理・財務
自己資本比率(じこしほんひりつ)(Tỷ lệ vốn tự)
「自己資本比率(じこしほんひりつ)」とは、企業の財務健全性を測る指標の一つであり、総資産に占める自己資本の割合を示します。この比率は、企業が自らの資本でどれだけ事業を運営しているかを示し、一般的に企業の安定性やリスク耐性を評価する際に用いられます。
自己資本比率の計算方法は次の通りです:
自己資本比率 = 自己資本/総資産 × 100
・自己資本: 株主からの出資や利益の内部留保など、企業が自己資金として保持する資本
・総資産: 企業が所有するすべての資産の総額
高い自己資本比率は、企業が借入金に依存せず、内部資本で事業を運営していることを意味し、財務基盤が強固であるとされます。一方、低い自己資本比率は、企業が多くの借入金を利用していることを示し、経済的な変動や金融市場の影響に対するリスクが高まる可能性があります。
自己資本比率は、金融機関からの融資判断や投資家が企業の健全性を評価する際の重要な指標となっており、特に安定した経営を目指す企業にとって重要な財務指標です。