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カテゴリー :経理・財務
残存簿価(ざんぞんぼか)(Giá trị sổ sách còn lại)
「残存簿価(ざんぞんぼか)」とは、資産の使用や減価償却などによって価値が減少した後に、帳簿上で残っている価値のことを指します。資産が使用可能な期間中にその価値がどのように減少するかを示すもので、企業の財務報告において重要な役割を果たします。
残存簿価の特徴:
・減価償却後の価値: 資産が減価償却されることで、資産の取得価額から減少した価値を差し引いた金額が残存簿価となります
・計算基準: 残存簿価は、資産の取得価格から累積減価償却額を差し引いたものです。例えば、購入価格が100万円で、累積減価償却が60万円であれば、残存簿価は40万円です
・会計上の重要性: 財務諸表において、残存簿価は資産の価値を正確に反映させるため、企業の資産管理や評価に重要です
残存簿価の計算方法:
・取得価格の確認: 資産の購入時の価格を確認します
・累積減価償却の算出: その資産に対してこれまでに行った減価償却額を合計します
・残存簿価の算出: 取得価格から累積減価償却額を差し引いた金額が残存簿価です
使用例:
・企業の財務報告: 企業が資産の価値を報告する際に、残存簿価を用いて資産の現状の価値を示します
・資産の売却: 資産を売却する際に、その残存簿価を基準にして取引価格を決定することがあります
残存簿価は、資産の現状価値を把握し、財務状況を正確に評価するために重要な指標です。